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着物文化との衝撃的な出会いから19年。
はじめは和裁職人の見習いから始めて
徐々に縫製の工場から着物や帯のものづくりを担うようになりました。
自分でも意外なほどに、まっすぐ呉服に携わってきたと思います。
ここまで来れるまでには日本中の産地を歩き回って出会った
たくさんの職人さんや和に携わる方々に 様々な経験をさせていただきました。

19年前と比べると、今の和に対する日本人の感覚の捉え方は
かなり変わってきたように思います。
癒しをテーマにした和を取り入れたインテリア空間が
街中に溢れていくのと反比例するかのように
呉服に対する人々の関心は、年々薄れていきます。
特に最近の着物業界に対する不信感は
マスコミなどを通じてご周知のことと思います。
「日本から着物文化はなくならない!」などと
10年前までは言えた事ですが、
その現状にあぐらを欠いて、
今日の結果を招いてしまわれているように思えてなりません。
この苦境といわれるさなかにおいて、私たちは
従来の着物にまつわるしがらみや固定観念にとらわれず、
大好きな着物をどれだけ今の風潮に合わせて
販売していけるかということを目指して
『 和都凛衣 縁屋』を開店させました 。
『和都凛衣 縁屋』は、高級で伝統的な着物の存在と、
現実との距離のギャップをいかに短くできるかということに
全力を注ぐショップであるべきだと考えます。
縁屋のスタッフは、多分お客様がイメージされているよりもずっと
年代的に若いメンバーが多く集まってできあがった集団です。
私達はずっと、着物業界では裏方の仕事をしながらも
着物に熱中する同士でした。
私たちはこんなご時世になる以前より、
価格はもちろんのこと、
まだまだ知られていない マニアだけど興奮する程すごい職人技や、
古い伝統技術を駆使してもっと現代に合うべく改良された新しい商品を
世の中に生み出していくことが全員の夢でした。



そしてとうとう夢だった京都のど真ん中に一軒の町屋を改築して
誰でも取り入れられる価格帯と
デザインにこだわったフレッシュな着物を販売することになりました。
だからといって、けして手は抜かず、
質はいつでもどんなものでも、
最上のものであろうとするこだわりを忘れません。
オープンからはや2年。
最近ではお越しいただいたお客様が
着付けであったり、お茶であったりと
着物を着る機会が想像していたより ずっと多いのに驚かされています。
ならば今までの経験をいかし、お値打ちがわかっていただける着物を
さらに破格で提案することが我々に出来ることと考えます。
必ず驚いていただくこと。
それが我々の思いです。



和都凛衣 縁屋 代表 小山勇次

■社長ブログ 「男きもの人生」 http://watelier.blog.ocn.ne.jp/
 波乱の半生を振り返って絶賛執筆中